ベンゾジアゼピン系など向精神薬の減薬・断薬|京都市上京区もり鍼灸整骨院今出川マッサージ治療院
ベンゾ断薬、減薬による離脱症状にお悩みの方へ
ベンゾジアゼピン系薬剤とは
不眠症、不安症、てんかん、痙攣など場合によっては肩こりなど筋緊張からくる痛みなどにも幅広く使われています。精神科、心療内科だけでなく内科、整形外科、婦人科などでも広く使われているようです。効果として鎮静作用(不眠症)抗不安作用(不安症)筋弛緩作用(てんかん、痙攣など)種類も数十種類にものぼります。
ベンゾジアゼピン系(睡眠薬)ハルシオン レンドルミン サイレース ユーロジンなど(抗不安薬)デパス ワイパックス メイラックス リボトリールなど(非ベンゾジアゼピン系)マイスリー アモバン ルネスタなど
問題点、依存性、耐性、高齢者の転倒、物忘れ、認知機能の低下、激しい離脱症状など
減薬、断薬の現状
厚生労働省の催眠鎮静剤、抗不安薬、抗てんかん薬で使用されるベンゾジアゼピン系薬剤について依存性が生じることがあるとの旨を注意喚起した事に始まり、現在ではネットの情報などで多くの方がベンゾジアゼピン系薬剤の依存性や副作用、離脱症状を知り医師の指導の下、またはご自分で減薬、断薬に取り組まれる方が多くなってきました。
過酷な離脱症状
ベンゾジアゼピン系薬剤では常用量依存(薬を止めると離脱症状出る)が見られます。また一気断薬やペースの早すぎる減薬においても予想を超えるような離脱症状が出現する場合があります。
精神的症状
不安感、恐怖感の増大、不眠その他の睡眠障害、イライラ パニック発作 記憶力、集中力の低下 強迫観念など
身体的症状
痛み/筋肉のこり、過緊張 しびれ感 疲労感 震え 痙攣 めまい バランス失調 耳鳴り 頭痛 光や音など感覚過敏性 消化器症状/吐き気、嘔吐、食欲不振 、便秘、過食など 発汗異常 寝汗 動悸 過呼吸 排尿障害 皮膚のかゆみなど
あまりに症状が多いと非常に危険であり、微量・長期間に渡るスローペースの減薬が必要となります。また時にはステイすることも重要です。脳へのダメージを最小限にして回復を待って進めることです。
減薬、断薬による離脱症状で苦しまれている方へ
上記のような症状が出ている場合は様々なサポートが必要です。
医療機関への相談はもちろん、できればご家族や周囲の方の理解を得ることが重要です。また症状緩和策として漢方、サプリ、運動など様々な方法がありますが、代替療法も大変効果的なサポートになります。
当院では減薬、断薬時に出現する交感神経過緊張による筋緊張、体のこわばり、痛み、しびれや様々な不快感、不安感や恐怖感、寝汗や頭痛など様々な不定愁訴に対して鍼灸、整体、指圧、呼吸法指導などによる症状緩和に取り組んでおります。
メンタル鍼灸
経絡治療 メリディアンセラピー
4000年の歴史から導き出された経験的療法である東洋医学です。日本人の体質に合わせた繊細な刺激によって施術を行います。
経絡の変動を見極め気血のバランスを整えます。特に精神的症状には効果的です。
離脱症状が出現している場合は交感神経の過緊張の状態にあり体力が低下している場合が多く、強い刺激は加えられません。その点、経絡治療は弱刺激によるソフトな施術ですので安心です。
生理学的鍼灸
鍼灸刺激は神経から脊髄、脳へと伝わります。中枢へ刺激が伝達されると脳、脊髄の機能が促進または鎮静されます。
頭蓋や耳介、頸部や背部、手足など症状からポイントを見極めて鍼通電や電子灸などを用いて施術します。自律神経失調における様々な症状の改善に有効です。
自律神経整体
減薬による離脱症状は自律神経のコントロールを失ったもの(交感神経の過緊張)によるものが多く見られます。その場合、自律神経のバランスを整える手技で症状の緩和・改善を図ります。
脊椎のゆがみを矯正し、脳と脊髄を包む脳脊髄液の流れを整える頭蓋仙骨療法や呼吸指導、内臓調整など、様々な手技を組み合わせ、自律神経の働きを良くすることが当院の自律神経整体です。
指圧
交感神経が過緊張は筋緊張の亢進や血管収縮により血流不足となり酸素の供給や老廃物の排出が不十分になる場合があります。その結果、手足の痛みとなって症状が現れたり場合によっては体中が痛くなるケースもあります。また、減薬中の身体はあらゆる刺激に対してより敏感な状態にあるため、低刺激の圧加減によって繊細な指圧手技を施術することが必要となります。あん摩マッサージ指圧の国家資格を持つ院長が責任を持って施術させていただきます。